vol.22 ブログを引き継ぎました!
- 呑甜
- 2016年2月23日
- 読了時間: 2分
こんばんは、呑甜です。 前回のブログ記事でRiさんご本人からご紹介いただいたということで、あらためて自分のことについて書いてみますね。
呑甜は、昨年11月の企画展「YOROZU ICHI」から1761studioに参加しました。 メンバーのなかでは新参なのですが、このたび詩人のRiさんからブログを引き継ぐことになりました。
ぼくの肩書は「小説家」なんですが、ここでいう「小説」とは「小さな説(はなし)」と書くとおり、「とるにたりない話」のことです。 「小説」という言葉は、「ちょっとした怖い話」とか、「色っぽいうわさ話」とか、そういう「わりとどうでもいい話」のことを本来は意味していたようです。 つまり、呑甜とは「わりとどうでもいい話を書いてるヤツ」だとご認識おきくださいませ。
ところで最近自分のなかで明確になったことなのですが、ぼくが文章を通じてやりたかったことのひとつは、「世間に認知されていないマイノリティ」について広く伝えていくことだったようです。 具体例としては、自閉症スペクトラム障害などがあげられますね。
ほかの場所でそういう文章を書いていたこともあるのですが、それをより多くの場所に広めたいという思いがありました。 だから企画展「文学とアートの交差点」での課題図書『ぼくには数字が風景に見える』は、著者のダニエル・タメットがサヴァン症候群で自閉症スペクトラム障害ということで、ぼく個人のテーマにぴったり沿っていました。 ただ、課題図書を選んでくれたRiさんに、そこまでの意図があったのかはよく分かりません。
具体的にどういうふうに「認知されないマイノリティ」について書いているかは、どうぞ1761studioで実際の作品である『小説集(しゃおしゅおじー)』『ぼくには言葉が風景に見えない』のサンプルを手にとってお読みください。
できれば一冊ご購入いただけると嬉しいです。1761studioの運営維持にご協力ください。
引き継ぎ後初のブログ記事で、自作品の宣伝をしてしまいした。