Vol.13 2月の展示企画が決定しました~
- Ri
- 2015年12月21日
- 読了時間: 2分
こんにちは! Riです!
割と温かかったあの日も通り過ぎ、冬将軍まっしぐらな日々ですが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、次回の展示企画の概要が決定しましたよ~☆
このブログでいち早く紹介しちゃいますね^^
タイトルは、「To the next expression ~文学とアートの交差点~」です。
今回は、「Expression」すなわち、「表現」という言葉が題にあるのが印象的ですよね。1761studioでは、現在6名のアーティストが活動を展開しています。そして、各々の方法は違っても、「表現活動」をしているという共通点があります。
それを活かして今回は、「文学とアート、その交わる先にある表現」を楽しめる空間をご用意する予定です。
期間は、年明け2016年の2月11日(木)~14日(日)(バレンタインデーが最終日だ!!)。初日にレセプションパーティーも行います。
新年に備えて新しいカレンダーや手帖を買われた方も多いと思いますが、ぜひ今から2月のページに書き込んでおいてください♪
では、ここでRiの詩を紹介……といいたいところなのですが、今回はありません!!
というのも、次回の企画も決まったことだし、新しい詩をガンガン書いていきたい時なのに、なかなか筆が進まないんです……実は……。
普段は、自分の日常から自然と詩にしやすそうなテーマを選んで書いているRiですが、先日、「これは詩にしたいな~、詩にしなきゃアカンやつや!」ってことがあったんですよ。で、いざ書こうとノートを広げても全然出てこなくて。
こんな自分の姿を分析した結果、多分、切実に詩と向き合いすぎているせいかなと。
具体的にいうと、「このことを書きたい」という気持ちが強ければ強いほど、それに見合った言葉を自分の脳みその辞書?(言葉のストック?)から誠実に引き出そうとするんですね。ところが、どれを引き出しても「このことを書きたい」の「このこと」とイコールの関係ではなさそうに思えてくる。この言葉は?あの言葉は?なんていくらやっても「言いたいことと何かが違う」となっちゃうわけで。
いわゆるスランプとはちょっと違うこの現象。
これをズバリ、詩人の谷川俊太郎氏はこんな風に書いています。
人は正しく歌えない
無を語る言葉はなく
すべてを語る言葉もない
※『62のソネット』に収録されている14番の詩のワンフレーズ
そう、つまり「全部を正確に言葉で再現しよう」という発想自体が、本当は間違っているんですよね。
なんだか、自分の詩作の原点に戻れました。新しい詩集も、お楽しみに!