Vol.10 12月に突入~☆
こんにちは! Riです! いよいよ、今年も最後の月……12月に突入しました!
嬉しいような、寂しいような。皆さんはラストの月をどんな風に過ごす予定ですか? Riとしては、ぜひ今年最後に1761studioに遊びに来てほしいですね^^
ところで、カレンダーを作っていて思ったことなのですが、来年は、「閏年(うるうどし)」ですね。そう、2月が29日まであるアレです。
なんだか、それだけで特別な年になりそうな予感がします。
さて、今年も終わりに近いということで、残りのブログではRiの詩を紹介していきたいと思います。(もちろん、詩集にまだ収録されていないものを。)
「言葉のサラダバー ver.1」Ri
はしゃぐヤンバルクイナと
一流のシチリアレモンで着飾って
乗り込むのは刻むピラトゥス鉄道
真っ赤なウルのスタンダードで待ち合わせ
楽しもうよ!
4分の3がヒントのカーニバル
あやふやなラビオリと
水玉模様のミーゴレンがお土産さ
ショッピングは切ないパンダがほぐすオペラハウスで
虹色の菜の花風味のピンクのマンゴーのランチ
夜は大げさなオーロラで厳かに踊って
赤黒いチンアナゴがジャンプする宇宙旅行は疲れたころに
ムードは切ない太陽のブラウニー
複雑なテキーラを握る雷門を
いつの間にか走る
ご注文の品、
初恋味のできあがり。
※注
言葉のサラダ(ワードサラダ):まとまりのない言葉の羅列のこと。統合失調症などの患者が、思考過程の障害により意味のない単語の羅列を発する症状のことも指します。本作品では、一見まとまりのない語群から言葉を選び取り、並べることで一つの感情を表現できるのではないか、ということを、詩作というフィールドで挑戦しています。あくまでも、インスピレーションとしてこの題をつけただけで、病気の症状とは関係がありません。